受験申請の受付延期(令和2年司法書士試験)

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目次

受験申請の受付延期決定

法務省より「受験申請の受付」延期の発表がありました。

今般の新型コロナウィルス感染症の状況から、7月5日(日)の筆記試験実施の可否について判断することが困難な状況にあります。ついては、受験申請受付期間を延長いたしますので、
令和2年5月1日(金)からの受験申請は当面控えていただくようお願いいたします。

実施に関する情報は5月中旬を目途に公表されるようです。
緊急事態宣の当初の目安期間である5月6日の様子を見て判断するものと思われます。

予想していた方も多いと思いますが、実際に延期が決定すると動揺も大きいと思います。
受験生の方のお気持ちお察しいたします。

もちろん試験日の延期が決定したわけではありませんが、その可能性は高いです。

ただ、そうは言っても、我々には悩み落ち込み動揺して無為に過ごす時間はありません。
延期した場合の行動指針に従って、淡々とやるべき準備をするしかありません。
準備をした上位3%の人から合格圏内に入っていくと気持ちを切り替えて進んで行きましょう。

今後の行動

まずは以下の内容を改めてご確認ください。

今後やるべきことは、宿泊予約のキャンセルの準備です。
改めて無料キャンセル可能な期日を確認しておきます。
期日の3日前に行動するようにカレンダーに入れておきましょう。

次に、Bプランの立案です。
試験の延期が確定はしていませんが、
7月5日(日)にピークが来るように準備していたので、再検討する必要があります。

予備校での模試の日程も追加があるかもしれません。
追加の有無に関係なく、年度別過去問や手持ちの問題集などを活用ししつつ、試験当日がピークになるようにスケジュールを組み直します。

例えば、試験日が延期したら、月1回は、模試(年度別過去問)を時間を計って解く日程を設ける。
ピークは常に日曜日に来るように準備する。
期間が長くなるので、週の中で休みの時間などを確保する。
運動をする習慣を改めて強化する。

知識の成熟度合いは例年よりも高くなる可能性はありますが、迷ったり、悩んだり、動揺したり、体調を崩す人が増える可能性があります。

そこで、あなたは淡々としたペースを保ち、いつも以上に体調面、体力面、メンタル面の強化を意識して取り組むことにより、相対的に上位に入り込めます。

上位3%を意識して

この状況で合格した方は凄いです。ただ、毎年上位3~4%に入るのは凄いことです。
他の97人がしていることを超えて準備や行動をしています。

それは特別なことをやるのではありません。
当たり前のことを当たり前にやる。徹底的にやり続けることです。
その難しさは例年以上にあるでしょう。当たり前のことをやり続けた先に合格はあります。

当たり前とは、日々の勉強のペースを崩さず、学習した知識の精度を高め、本試験当日使える知識に準備すること、時間内に正確に判断する準備をすることです。ちょっとくらい体調が悪くても制限時間内に問題を解き、正解していくこと。
それだけです。徹底できるかが勝負の分かれ目です。

準備期間が長くなっても、学習の範囲をむやみに広げる必要はありません。
元々学習すると決めた範囲の精度を99.999%まで高めることで十分です。

ここで変にブレてしまうと失敗します。手元の教材が完璧になっていなければ、追加の教材は不要です。
必要なのは、本試験当日に何も見ずに判断するための準備です。
迅速かつ確実に判断する力をつけていく必要があります。

まとめ

・宿泊の無料キャンセル期間の確認

・試験日延期パターンの行動やスケジュール決めておく

・学習方針を大きく変えない

・本試験当日に向けて上位3%を意識して淡々と行動する

以上です。
本当に大変な状況だとお察しいたいます。
そんなときだからこそ、今までの努力をカタチにするために、
最後まで地に足つけて一歩ずつ進んでいきましょう。

試験日の延期などの情報が出たらまた更新します。