登記書類の自動作成の共同研究及び実運用

Share on facebook
Facebook
Share on twitter
Twitter
Share on linkedin
LinkedIn

目次

さて、ちょっと前になりますが、以下のプレスリリースが出されました。
若手司法書士法人4社合同でRPAを用いた登記書類の自動作成の共同研究及び実運用を開始
(2020年2月14日)
※ 全部知っている事務所でした。 4事務所のうち3事務所は同期が代表の事務所です。
特に代表の1人とは定期的にお会いして情報交換させて頂いています。

自動化の流れ

さて、申請書類等の作成や不動産や戸籍などの入力、請求作業は 今後自動化していくと考えられます。
あらゆる手続きの自動化の流れは不可逆的にどんどん進んでいくででしょう。
この流れには逆らえないですし、個人的には大歓迎です。
もちろん、作業の大体には限度がありますし、多くの大体不可能な部分は残ります。ほぼ自動運転の飛行機のパイロットや自動洗濯機が流通している中にあるクリーニング店のように、全ての工程を自動化するのは難しいからです。

経営者の立場のみならず、個人事業主においては、できる限り自動化、効率化した方が、自己の事務作業の負担、雇用の負担が減ります。本来すべき 頭脳労働やAIが代替できないコミュニケーション、クリエイティブな仕事に専念できるようになるので、自動化に逆らうのではなく、上手く活用するという意識で良いでしょう。
入力だけしているような補助者は別ですが、仕事のやり方が(良い意味で)変わることはあっても、仕事がなくなる、ということは実際に実務をしているとほぼあり得ないことが分かります。

現状

今でも既に、申請書作成ソフトが出回っています。
実際に、法律知識のないアルバイトでも、マニュアルにしたがって当事者や物件などを入力すれば申請書が作成できます。非常に便利です。

もちろん、法的判断は資格者などがする前提ですが、何の手続きをするのか決めた後の作業は、自動とは言えないまでも、かなり定型化されています。

RPA、AIと司法書士

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
AIはどんどん活用し、専門家は、機械が代替できない部分に
注力していくことが社会的にも重要だと考えています。

例えば、依頼者と直接相談の対応をし、専門知識に加え、個々人の状況心情などを考慮した提案をすること
コミュニケーションと創造性を活かした業務に力を入れることができます。
私は良い流れだと考えています。

すべての業務がなくなることはありませんが、しいて言うならば、書類作成などをしていた補助者やアルバイトは、今までよりも人数的には必要なくなるかもしれません。今後は書類作成業務等のスキルと経験を活かした働き方ができれば良いのですが、ただマシーンのように働いていた場合は、切替が必要になるでしょう。
それは資格者であっても同様です。

そうは言っても、 そもそも人手不足の業界なので、自動化等は、経営者にとっても働いている人にとっても むしろ歓迎すべき流れだと思われます。

部分的にでも自動化が進めば付加価値の低い業務の負担が減り、付加価値の高い業務に 時間をかけられるようになるので、生産性が上がり、社会に貢献できる度合いが増えているでしょう。

余計な仕事がなくなり、本来やるべきことに集中できる環境が整っていくことは大歓迎です。
誰でもある程度の手続きができてしまうからこそ、誰がやるかが重要です。
高い倫理があり、懲戒もある資格の信用性はまだまだなくならないでしょう。

RPAを開発している事務所に実際に動かしている状態を見せてもらったり、勉強会に参加したり、書籍を読んだりすると、RPAやAIは恐れる対象ではなく活用する対象だということがよく分かりますし、むしろ活用しない方が怖いなと思えるものです。

Scroll to Top