学ぶということを定義する
学ぶということは、他の人の人生を学ぶことだったり、他の人が時間をかけて研究したこと、経験したことなどをお金を払って共有してもらうこと
です。
自分では経験しきれないこと、考えられないこと、実験、実証ができないことを時間をかけずに、その分お金をかけて習得することです。
学びの重要性
誰から学ぶか、何を学ぶかは非常に重要です。
学びの重要な点は、本質的な内容か、再現性はあるか、普遍的な内容か、などが重要です。
自分自身の経験だけを話すのは、再現性が低く、たまたまの結果の可能性が高いです。
成功だけの話よりも、失敗の経験があって成功した人の話の方が断然説得力があります。
また、事実、データ、根拠のあるお話ができる人から学ぶことが大事になります。
借り物の言葉や上辺だけの言葉、SNSのフォロワーや言ったもの勝ちの根拠のない話ではなく、実績や周りにいる人達などで判断するとよいでしょう。
学んでいこう
学びは成長のために絶対に必要です。学び続けることは大事ですし、そこにお金をかけていくのはとても大事です。
司法書士などの専門家してい実務をしていくということは、その知識や経験に対して対価を払ってもらうことです。
自らが知識や経験などのサービスにお金を払っていないのに、自身が提供するものにだけお金を払ってもらうのは、矛盾が生じます。
独学や即独は、内輪ではなぜかもてはやされます。
中には講座自体が合わないという人はいます。教材さえあれば自分のペースで進めた方が効率が良く、自分に合っている、という方はもちろんいます。
ただ、多くの人はそうではありません。
そのマインドとしては、学びにお金をかけたくない、自己都合、自己利益を優先する人が多いように感じます。
「人から学ぶことに少しでもお金をかけたくない。」というマインドで、自分が提供するものだけにはお金を払ってほしい、安くしてほしいという相談を受ける、というのは因果応報なのではないかと考えます。
専門職を目指す方、既に専門職の方は、常に学び続けること、身銭を切ってでも学び続けることが本物に近づくための必須の活動だと考えます。